年末

皆様、大変ご無沙汰しております。年の瀬、如何お過ごしでしょうか。

 

前回のブログ更新から随分と時間が経ってしまいました。

ブログは完全に放置しておりましたが、潰れずに仕事はやっておりましたのでご安心ください。

何も載せれる画像がないので、番犬のつもりのウタさんをどうぞ。

ウェブサイトも無くなりブログの更新もサボり、そろそろ皆様から何をしてるんだと苦情が来そうなので、

年明けに新しいサイトを立ち上げるべく、自ら奮闘しております。

とは言いましても、あまり期待されずにお待ちください。

さて、本年も多くのお客様に支えられて、無事に１年を締めくくる事が出来そうです。

来たる新年２０２０年、ショップオープン１２年目に突入です。

来年も変わらず妥協のない物作りを心がけて、日々精進して参ります。

これからもFrantic Metal Engineeringをどうぞよろしくお願い申し上げます。

それでは、お身体にお気を付けて、良いお年をお迎えくださいませ。

一年間どうも有難う御座いました。

Frantic Metal Engineering  代表　谷本元起

May

世の中はゴールデンウィークが終わり通常に戻った様ですね。後半はお天気も良く、ツーリングに出かけられた方も多かった事でしょう。

バイク屋は連休など関係なくせっせとお仕事をしてました。

本日はワンオフパーツの製作風景をアップします。

工作機械を駆使してこれらのパーツを素材から作り出します。

そして切り出したり、削り出したパーツを溶接してこんな物が出来上がります。

一気に完成した画像ですが、全てワンオフのフットコントロールです。

軸の部分にはベアリングを圧入してありますので、ガタもなくスムーズな操作ができます。
マスターシリンダーも小さくしたので、野暮ったさが無く良い感じです。

車体とのバランスも良い感じです。

こんな感じのワンオフパーツ等、何でも作りますのでお気軽にご相談ください。

April 27

世の中は本日からゴールデンウィークですね。長い人だと１０日連休だそうですね。

バイク屋は休んでもやる事がないので通常営業しております。

前回アップしたミッション修理の続きをアップします。

ネジ山がダメになっていたドレンボルト穴。溶接して埋めてタップを立て直しましたが、写真撮り忘れました。

要交換部品も揃ったので一気に組み上げました。あとはシフターフォークの調整です。

ロータリートップの中身はこんな感じになっております。スプリング変えたりグリスアップを…と思ったら。

まさかのクラックを発見してしまいました。程度の良い中古部品を見つけましたが、米国からですのでこれまた入荷待ちです。

今日は朝から変な陽気で風が冷たく上着を着ました。明日の朝は冷え込みそうですので、体調を崩さない様にしなくてはいけませんね。

それでは皆様、良い連休をお過ごしくださいませ。

March 31

都内は桜が満開な様ですが、山は春が来そうでなかなか来ませんね。今日は冬に戻った様な陽気です。 

前回に引き続き違うミッションの修理です。こちらはショベルヘッド後期のロータリートップ。

ギアの入りが余りにも悪いので、ミッション自体の問題だと判断し全バラです。なかなか酷い状態です。これではギアが入らない訳です。

カウンターシャフト側、ギアが１丁欠けております。破片はケース内にありませんでした…どこに行ったのでしょう。

画像では分かりにくいですが、メインシャフトはとても使える状態ではないほど摩耗しておりました。

キックスターターのクラッチギアが割れております。テーパーシャフトに対しいてオーバートルクで締め付けられたのでしょう。

メインドライブギアのベアリングは、磨耗し過ぎてケージの中で斜めになってしまってます。

他にもドレンボルトがナメていたり、ブッシングがすり減っていたりと色々とダメージがあり、なかなかオーバーホールのしがいのあるミッションです。

今週はしばらく寒い日が続く予報です。桜の開花はしばらく先に持ち越しですかね。

それにしても、日本人は本当に桜が好きでございます。もちろん私を含め。

March 23

ここ最近は春の前触れらしい陽気が続いております。まさに三寒四温ですね。

今回はミッションのオーバーホールの様子をアップします。こちらはパンヘッドのミッションです。

これはメインドライブギアと言う部品。左が純正、右がANDREWS製。違いが分かりますか？

メインシャフトは要交換。こちらも精度の良いANDREWS製にします。

いちいち説明はしませんが、あれやこれや色々やってギアアッセンブリーは出来上がり。

他にもあれやこれや調整などをして完成です。エンジンと同様にミッションも経年劣化で不具合が出てきます。

ギアの入りが悪い、ギアが抜ける、異音がする、またオイル漏れが改善しないなどの症状がある方、お気軽にご相談ください。

さて、いよいよバイク屋も繁忙期突入と言った感じで忙しくなってきました。

お待たせする事も多々あると思いますが、ご理解の程よろしくお願い申し上げます。

弥生

相も変わらず、数ヶ月ぶりの更新です。陽気も良くなり、そろそろバイクシーズン到来でしょうか。たまには、仕事の様子をアップしてみようと思います。

今回は高年式ウルトラのハンドル交換作業です。

まずはフェアリングを外します。配線がたっぷり詰め込まれております。

オーディオを取り外し、イグニッションスイッチも取り外します。

各スイッチのついたパネルも取り外します。

ハンドルライザーに到達するまでにここまでバラす必要があります。

画像は交換後ですが、ハンドルスイッチの片側１２本以上ある配線を延長、ハンドル中通ししてあります。

この年式は電子スロットルなので、右側は配線を通すのにとても苦労しました。 

ウルトラ等ツーリング系は、旧車の様に気軽にハンドル交換とは行きませんが無事に完成です。

純正と比べるとだいぶアップしました。配線も見えずにスッキリしていてなかなかよろしい様です。

春が近づいてきてバイカーの皆様はさぞソワソワしている事でしょう。 

バイク屋もお陰様で忙しくさせていただいておりますが、たまには時間を見つけてブログを更新していこうと思います。