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2015年11月24日火曜日

November 24


このところ11月とは思えない様な陽気が続いてますね。今日の日中は風が妙に生暖かく感じ、気温を確認したら20℃もありました。 


共に5年以上働き続けたフランス製 FACOM のラチェットハンドルが遂に寿命を迎えました。 バランスが良く使いやすかったのですが、ギアが減って修理不能です。


これからは、この子に頑張って働いてもらいましょう。少し長いのがまだ慣れませんが、一生懸命働いてくれる事でしょう。


前回の続きのミッドステップ製作編です。右側はミッションケースにマウントを製作して取付けました。左側はオープンプライマリーです。


カバーを付ける為のネジ穴を利用してこんな物をこさえてみました。いつもスチールですが、プライマリーのバックプレートに合わせてジュラルミンで製作。


話が飛び飛びですが、リバースギアを通常ギアに交換のナックル EL 。暫く前の話ですが・・・ギア類がようやく入荷して組み付けです。


新品ギアでも計測、ベアリング合わせはします。ほぼ組み上がりましたが写真を撮るのを忘れていました。


こちらは初めて使用するリアサスペンション。オーストラリア製らしいのですが、詳しい事は分かりません。4速フレームのショベルにセットアップします。


細身なサスですので、いつもの様に車体側に追い込む為にスタッドを加工します。サスのマウントも薄いので全体を短めに加工しました。見たままですが下が加工済み。

相変わらずあっちもこっちも作業していて、仕上がる車両が少なく工場がバイクで満タンになってしまいました。

真冬になると出て行く車両が減るので今のうちに終わらせないと・・・ラチェットに負けない用に一生懸命働きます。

2015年11月14日土曜日

November 14


随分と久しぶりの更新になりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。季節はすっかり秋も深まり、寒さに耐えきれずストーブを焚き始めてしまいました。 


部品待ちやら材料待ちなどで何台も同時に作業を進行しておりますが、なかなか思う様に進まずブログもついつい放置してしまいました。


しばらく前の作業になりますが、ステップ位置の変更に伴いブレーキペダルの延長加工をしました。純正ペダルを加工して角度も変えてあります。


ステップから自然な位置にペダルが来て、尚かつ踏みやすくすると言うのはなかなか大変です。作り手が乗れてもオーナー様が乗り辛くては意味がありませんので。


この車両はフォアコンの為、長時間のライドで腰痛になるとの事でしたので、ミッドペグを取付けました。アメリカンの方々ならハイウェイペグにして足を投げ出す所ですが・・・我々ジャパニーズには届きませんからミッドです。左側の様子はまた後日。


変わってこちらはスポーツスターのプライマリー。異音がするとの事で診断開始です。オイルがだいぶ汚れており、鉄粉も多量に混入しておりました。


まずはここのベアリングがガタガタでございます。この状態ではクラッチに悩まされた事でしょう。オールドビッグツインで言えばスローアウトベアリングですね。


なんと Made in Japan でした。NTN製のどこでも手に入るベアリングです。価格は300円程。高品質なのに低価格です。


最後に秋の彩りを一枚。四季の移ろいを見て感じると、日本に産まれ、日本で生きて行ける事の有難さを感じる今日この頃でございます。

バイクシーズンはそろそろ終盤でございますが、天気さえ良ければ気持ちの良い時期でもあります。極寒になる前にバイクライフを満喫してください。